Premium No.4桜の樹の下に、慈しみの光が降り注ぐ

日本人の多くが特別な感情を抱く花、桜。最古の正史である「日本書紀」にも花見を彷彿とさせるエピソードが見える。奈良の吉野山は、飛鳥時代からすでに名所として知られ、持統天皇が幾度も足を運んだという。1300年の昔から人々の心を魅了してきた桜、季節の移り変わりと合わせてその姿を変え、一年に一度花を咲かせるその有り様に、自らの人生を重ね合わせ、人は同情を感じるのかもしれない。
その桜を随所に刻みこんだこの一基。宮殿を囲む雀狭間には、暖かな春の日に咲き誇る桜の彫刻が施されている。桜のように愛された先祖の霊を、美しく荘厳する。
心材の四面に黒檀を貼り合わせた厚板貼りの素材と、無垢材で組み上げられた堂々とした姿は見事だ。落ち着いた黒に浮かび上がる木目は、静かなで穏やかな風格を感じさせる。
日本人であれば誰もが美しいと思う桜、上質な素材、最愛の意匠を用いて作り上げられた。
かの人が好んだ花をいつもその側に、大切な存在を想う、供養する心が表現された一基。

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